「WebデベロッパーのためのReact開発入門」読んでみた
「WebデベロッパーのためのReact開発入門」を買って、四十ページくらい読んでみました。
「この本を書くにあたっては、読者としてある程度のレベルの人を想定しています。」とAmazonの書籍のページに紹介されていましたが、かなり丁寧に初歩の部分から解説されているので、フレームワークの作法を覚えるが辛い人にもおすすめです。
JavaScriptでも他のjQueryなどのライブラリを使ったことがある人なら、間違いなくすっと頭に入っていくでしょう。
Reactって何のためのフレームワーク?
サーバーと通信するXMLHttpRequest(ajax)とかではなく、MVCのViewにあたる部分をかっこよく解決してくれるためのフレームワークみたいです(実は全然違いますが)。
有名なJavaScriptのライブラリであるjQueryは、
- サーバーとの通信処理(ajax)の簡潔化
- イベント処理(onclick、onkeypressとか)
- DOM操作
- プラグインで他にも色々な機能を簡単に追加できる(´・ω・`)!
と、夢と希望がつまりまくったライブラリです。しかし、とっつきやすさのせいでコードの書き方を統一しておかないとスパゲッティ化することがよくありました。
どこからonloadしてるんだよ? え、$(function(){~})からじゃないの? window.onload = function(){~}から? え、でもbody onload="~"って記述してるけど?
<!-- とてもよくある例 --> <script type="text/javascript"> $(function(){ // jQuery開始 }); window.onload = function() { // onload開始 }; function init() { // init開始 } </script> <body onload="init();"> (中略) <script type="text/javascript"> // とどめの開始 </script>
みたいなことが、ええまあ自分のことですけどね(´・ω・`)
奇跡のようなコーディング、もとい、動くことが奇跡のようなコードが巷に溢れた影響なのか、ここ最近はAngular.jsとかVue.jsとかReact.jsとかJavaScript側での作法を統一化するようなフレームワークorライブラリが登場してきています。
技術的にはもうついていけないおじさんなので、この書籍は入門としては最適でした。
WebデベロッパーのためのReact開発入門 JavaScript UIライブラリの基本と活用
- 作者: 柴田文彦
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る